こんにちは、武蔵小山で活動するパーソナルトレーナーの沖津です。
武蔵小山を中心にパーソナルジム・レンタルジムにて活動しています。
今回はダイエット時にプロテインを飲まない方が良い理由について記していきたいと思います。
プロテインは太りにくいし、筋肉をつけやすくしてくれるからいいんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、その理由について是非ご覧ください。
プロテインは確かに太りにくい部類には入りますが、ダイエット時においては
プロテインよりも固形物から摂取した方がメリットが大きいです。
プロテインについて以前書いたブログもあわせてご覧ください。
DIT(食事誘発性体熱産生)の恩恵を受けられる
DITとは、食事誘発性体熱産生と呼ばれ食物を摂取した際にそれを消化したりエネルギー化する時にカロリーが消費されることを指します。
食後4-8時間にも渡ってDITによる消費カロリーの増加が起こるといわれています。
そして3大栄養素をそれぞれ摂取した際のDITですが、
糖質によるDITは約5%、脂質は約4%に対し、たんぱく質は30%と他の栄養素に比べて非常に高くなります。
つまり、『食事に占めるたんぱく質の摂取割合が多ければ多いほど、
消費カロリーが多くなる』ということになります。
高タンパク質食にするだけで、除脂肪体重の増加・脂肪量の減少が起きるケースも少なくありません。
そして、DITには『咀嚼』が大きくかかわっています。
当然ながら、プロテインドリンクからたんぱく質を摂取しても咀嚼は行われないうえに消化活動が固形物に比べると簡単に行うことが出来てしまいます。
(沢山食べられない人や、高タンパク食が苦手な人にはメリットでもありますが・・・)
つまりDITが高まらない可能性がとても高くなります。
なので、プロテインからたんぱく質を摂取するより食物からたんぱく質を摂取した方がよりDITの恩恵をうけられるということになります。
咀嚼によって満腹感が得られる
ヒスタミンという物質があります。
これは脳の満腹中枢を刺激するので、満腹感を与えることとなります。
ヒスタミンは『ヒスチジン』というアミノ酸から作られるので、ヒスチジンの多い食品(カツオやマグロ、ブリなど)を食べることが重要です。
そして『咀嚼』もヒスタミンを増やしてくれます。
咀嚼する回数を増やすことによって、満腹感を得られやすくなりますので
咀嚼が必要ないプロテインよりも、タンパク質が豊富な食品から摂取した方がダイエットにおいてはメリットが大きいことがわかります。
腹持ちが良く、満腹感を得られる
ダイエット中の大きな敵といえば、空腹との戦いではないでしょうか
食事の量を減らし、摂取カロリーを減らして常にひもじい思いをしながら行うダイエットはあまり健康的とは言えません。
ダイエットを行う際にも高タンパクになるように心がけるのは重要ですが、
ダイエット時においてはそれをプロテインではなく、同じ分だけのカロリー・たんぱく質を食品から摂った方が満腹感も得られる上に、腹持ちが断然よくなります。
そして動物性タンパクの方がDITが高くなる傾向がありますのでしっかりと肉・魚類を食べるようにしましょう。
まとめ
以上、ダイエット時にプロテインを飲まない方が良い理由でした。
ただし、BMIが20前後くらいで体脂肪率が高めの人は固形物からたんぱく質を摂取してプラスでプロテインも摂るように心がけた方が良いパターンが多いです。
体重が増えるのが怖くて低栄養状態に陥っているパターンも多く、活動量も少ない為隠れ肥満体型になってしまっている場合が多いです。
今回記したプロテインを摂らない方が良い人は、BMIでいうと20後半から30を超えてくるような人はプロテインを摂取しない方がダイエットがうまく進むはずです。
また、様々な理由でどうしても食事から充分なたんぱく質量を摂取できないというときは、プロテインを摂るのもよいと思います。
是非取り組んでみてください。
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執筆者紹介
- EAGLE BASE
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イーグルベース のパーソナルトレーナー。
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