「筋トレ前の食事では何を食べていいの?」
「30分前にサクッと食べられるコンビニ食品が知りたい!」
筋トレ前に小腹を満たしたいとき、何を食べるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、筋トレの30分前にオススメなコンビニ食品を、食事指導経験のある現役トレーナーがくわしく解説します。
以下の内容は、実際にEAGLE BASEに通われているお客様にも普段からオススメしています!
筋トレに最適なコンビニ食品を選んで、トレーニングの質を上げていきたい方はぜひ参考にしてください!
筋トレ30分前におすすめなコンビニ食品7つ
筋トレ前に食事をする場合、筋トレに必要な栄養素を考えて食べると、トレーニング効果が高まります。
とくに「糖質(即効性のあるエネルギー源となる)」「タンパク質(筋分解を抑えるサポートの役割がある)」を意識して選ぶようにしましょう。
今回は、糖質やタンパク質を含んだ食品を7つ紹介します。
バナナ
バナナは消化が速く、筋トレ開始30分前でも食べてOKな天然糖質源です。
特にカリウムが豊富で、筋肉のけいれん防止にも役立ちます。
私の経験上、バナナを食べることで足が攣(つ)ることはほとんどなくなりました!
運動中に足が攣りやすい方には特におすすめです。
食物繊維も少なく胃に負担がかかりにくいので、筋トレ前にパパっと食べても運動に集中できるのも魅力です。
エネルギーゼリー
エネルギーゼリーは果糖・ブドウ糖が入っているため吸収が早く、すぐにエネルギーになりやすい食品です。
短時間で栄養補給できながら胃への負担も優しく、筋トレ前に摂取してもしっかり体を動かせます。
オススメの種類は「エネルギー」「マルチビタミン」タイプです。
「プロテインタイプ」もありますが、消化吸収が遅いため、筋トレ前は控えましょう。
私は、運動前にお腹に物を入れたくないけどパフォーマンスを上げたいお客様には、エネルギーゼリーをオススメしています。
ゼリーはお腹が膨れすぎることもないので、筋トレ前の軽い食事にぴったりです。
カステラ・羊羹(ようかん)
カステラや羊羹は、砂糖やでんぷんが主成分のため、胃への吸収が早いのが特徴です。
甘すぎず適度に糖が摂れ、持続的なエネルギー補給もできます。
コンビニでは小さ目のサイズも販売しているので、運動前でも手軽に食べやすい商品です。
私もトレーニング前にカステラを食べることが多いです。
注意点としては、商品によっては脂質が多く含まれている物も多く見かけます。
購入の際にはパッケージ裏の栄養表示を確認し、脂質の少ないものを選ぶようにしましょう。
干し芋・ドライフルーツバー
干し芋やドライフルーツは、自然な糖質で血糖値の急上昇を抑えつつエネルギー補給できます。
コンビニで商品を選ぶときは、食物繊維が少なめな商品を選ぶと、より胃への消化に優しいです。
少量でも食べると満足感があるので、トレーニング中の空腹感もあまり感じません。
特に干し芋は腹持ちが良く、消化がゆっくりなので、トレーニング後半でもエネルギー切れを起こしにくくなった実感がありました。
途中でバテることなく、トレーニングを最後まで追い込みたい方にはオススメな食品です。
プロテイン
「サバス」のミルクプロテインは、高たんぱく(15〜20g)なのに脂質ゼロなのが嬉しいポイントです。
糖質も少し含まれているので、筋トレ前の食事にしてもバランスよく栄養を摂取できます。
液体なので手軽に飲めて吸収が早く、胃への負担も優しいです。
筋トレを継続的に続けるなら、プロテインを取り入れると、より効果的に筋肉量を増やせます。
自宅でサッとプロテインを飲んでからトレーニングに励みたい方は、大容量のプロテインを常備しておくのがおすすめです。
以下の記事では、筋トレ初心者向けのおすすめプロテインを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
▶プロテインの選び方!筋トレ初心者におすすめな種類を現役トレーナーが紹介
ギリシャヨーグルト
「オイコス」「パルテノ」などのギリシャヨーグルトは、たんぱく質が10g以上あり、腹持ちもいいのが特徴です。
脂質ゼロタイプを選べば、より消化も早くなります。
フルーツ入りは糖質も取れるので、トレーニング前にオススメです。
また、トレーニング前のタンパク質摂取は、トレーニング中の筋分解を防ぐはたらきもあります。
いまより筋量を増やしていきたい方は、ぜひ摂取していただきたいです!
私もトレーニング前には必ずタンパク質を摂取しています。
プロテインなどもうまく使いながら、タンパク質の摂取を意識してみましょう!
カフェイン飲料
無糖のアイスコーヒーなどのカフェイン飲料も、筋トレ前に飲むことで効果があります。
カフェインには「集中力向上・脂肪燃焼促進」の効果があるため、トレーニング前の摂取がオススメです。
ただし利尿作用があるので、水分も一緒に摂るようにしてください。
注意点としては、お腹が弱い人にはオススメしません。
トレーニング効果をアップさせることが目的なので、無理して飲まないことが大切です。
ここまでは、筋トレ30分前でも食べてOKなコンビニ食品をご紹介しました。
その一方で、筋トレ前に避けたいコンビニ食品もあるので、次に紹介していきます。
筋トレ30分前に避けたいコンビニ食品4つ
トレーニング30分前に脂質や食物繊維が多い食品を摂ると、消化が進まず胃もたれや不快感を起こしやすいです。
また、糖分の多い食品は、血糖値の急上昇と下降により集中力や持久力を低下させます。
筋トレ直前には、消化が早く血糖を安定させやすい、軽めの炭水化物やタンパク質を選ぶことが望ましいです。
ここでは、購入を避けたい4つのコンビニ食品を紹介します。
揚げ物
レジの横で販売している「唐揚げ」や「コロッケ」は、つい手が伸びてしまいますよね。
ですが筋トレ前には、揚げ物などのホットスナックを食べるのはおすすめしません。
油を多く使っている食品は、消化が遅く、胃に血流が集中しやすいです。
十分に消化しないまま運動することになるので、筋トレ中にお腹が痛くなることも。
パフォーマンスが低下し満足のいく筋トレができなくなるので、避けた方が良いでしょう。
カップ麺・ラーメン
カップ麺やラーメンも、脂質と塩分が多すぎて筋トレ前の食事には不向きです。
食べたあとも消化に時間がかかるため、すぐエネルギーとして変換せず、お腹にたまってしまいます。
また、塩分が多いと体内のナトリウム濃度が上がり、喉が乾きやすくなり尿も増えます。
喉が渇きやすくなると脱水症状に近い状態になるため、筋トレ前に食べるのは注意が必要です。
塩分の取りすぎは、血圧を急上昇させるので心臓に負担もかかりやすく、とくに高血圧の方は危険だと覚えておきましょう。
菓子パン・ドーナツ
菓子パンやドーナツも脂質が多いので、消化に時間がかかりやすく、エネルギー源への変換が間に合いません。
糖質の中でも「精製された砂糖」が多いと、血糖値が急上昇しやすいです。
その後、一気に下がると低血糖になり、集中力と持久力が落ちてしまいます。
急激な血糖値の上昇を避けるためにも、筋トレ前に食べることは避けておきましょう。
高タンパクのプロテインバー
プロテインバーは手軽に食べられますが、筋トレ30分前に食べることを考えると、胃への負担が重すぎます。
消化時間が足りないので、運動前の摂取はオススメしません。
運動前にプロテインバーを食べるのであれば、以下の条件に当てはまる商品が望ましいです。
・脂質が10g以下
・適度な糖質が含まれている(10〜25g程度、ローカーボバーはNG)
・食物繊維が3〜5g程度含まれている
コンビニには数多くの食品が販売されています。
筋トレ前に食べる商品を買うなら「消化に良い」「手軽に食べやすい」「エネルギーに変換しやすい」食品を選びましょう。
まとめ
今回は、筋トレ30分前におすすめなコンビニ食品を7つ紹介しました。
筋トレ30分前の食事は、ただお腹を満たすだけでなく、トレーニングのパフォーマンスを最大限に引き出すための栄養補給です。
コンビニでも、選び方を工夫することで、十分に効果的なエネルギーと栄養を摂ることができます。
体調やトレーニング内容に合わせて、無理なく、そして賢く栄養を取り入れていきましょう。
体調面はもちろん、食事面におけるトレーニング前の準備も、目標達成への第一歩です。
今回ご紹介した商品はコンビニで買えるものばかりですので、ぜひ試してみてください!
EAGLE BASEではパーソナルトレーニングのほかに、食事管理サポートもオプションでご用意しています。
筋トレ中の食事管理が気になる方は、まずは最寄りの店舗で実施している無料体験をご利用ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
執筆者紹介

- 林駿太朗
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大学ではトレーニング科学を専門的に学び、在学中から学生アスリートへのトレーニング指導を経験。
身体作りに対する幅広い知識と、実践に裏付けされた確かな指導力を獲得。
新卒後フィットネス業界の大手企業にて6年間、のべ数千人以上のお客様のボディメイク・ダイエットをサポートしてきた実績を持っています。
その後よりお客様の健康に携わるためにEAGLE BASEへ入社。
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