レッドブルで逆に眠くなるかもしれません

レッドブルで逆に眠くなるかもしれません

レッドブル

この記事の内容

こんにちは、武蔵小山EAGLEBASEパーソナルトレーナーの沖津です。

 

皆さんも寝不足の時や、ここ一番の時にレッドブルをはじめとしたエナジードリンクをとることがあるのではないでしょうか。



眠気覚ましのためにドライブ中や会議の前などに摂ることが多いと思いますが、その後により強烈な睡魔に襲われる可能性があります。

 

その理由について考えていきたいと思います。

 

レッドブル(エナジードリンク)で覚醒感を感じる理由

レッドブルをはじめとしたエナジードリンクで覚醒感を感じる理由はなんでしょうか?

 

主な理由として考えられるものとしては、カフェイン・糖質・アルギニン辺りでしょうか。

 

レッドブルを例に考えると、カフェインの含有量は100mlあたり32mgとなっています。


250mlのレッドブルだと約80mg程度のカフェインが含まれています。



コーヒー1杯分で大体100mg、500mlのコーラで65mg程度のカフェイン含有量なので実はレッドブルにはそこまで多くのカフェインが含まれていないことがわかります。

 

カフェインにはおなじみの脳を覚醒させる作用や、脂肪分解ホルモンのリパーゼの分泌を促したりする作用があります。

 

そして、アルギニンです。アルギニンは血管拡張作用があり血流を改善したり生殖機能を向上させたり成長ホルモンの分泌を促す作用があります。

 

そして砂糖類です。

 

砂糖・ブドウ糖を中心とした糖類が100mlあたり11g程度含まれています。


砂糖やブドウ糖は血糖値を素早くあげる働きがあり、脳や筋肉の動力源となるグリコーゲンとして体内に蓄えられます。

 

この3つがレッドブル(エナジードリンク)の主な成分です。

 

イメージとしては砂糖類で一気に血糖値をあげ、アルギニンで血流を促進して、カフェインで脳を覚醒状態にするようなイメージでしょうか。

 

なんだかかえって眠気がさめていかにも元気がでて活力がみなぎってきそうです。

 

でもかえって眠気が増幅してしまうリスクも考えられます。

 

レッドブル(エナジードリンク)で逆に眠くなる理由

レッドブルには血糖値を急速にあげる単純炭水化物である、砂糖やブドウ糖が成分の中心です。


急速に血糖値が上がるため、血糖値を下げるべく体は大量にインスリンを放出します。

 

その結果、血糖値が下がりすぎて一時的に低血糖状態に陥ります。


昼時のランチの後に眠くなってしまった経験は誰しもあると思います。

 

昼食後の眠気の原因は主に2つあり、胃腸に血液があつまり脳への血流が減るということと血糖値の急上昇からの急降下による低血糖状態の影響から起きます。

 

例えば、昼食をたらふく食べて午後の会議に向けて気合を入れてレッドブルはじめとしたエナジードリンクを飲むと、さらに血糖値が上がりその後の急降下を引き起こしやすく時間差で強い眠気を感じてしまうかもしれません。

 

カフェインの覚醒効果の方が勝れば眠くならないかもしれませんが、普段からコーヒーやお茶などカフェインを含む飲料を常用していれば、カフェイン耐性がつき血糖値の乱降下の影響で眠くなってしまう可能性が高くなります。

 

タイミングや利用目的にあわせて利用するよう心がけるようにしましょう!

 

まとめ

今回はエナジードリンクについて考えていきました。

 

ランチをしっかりと食べて、その後眠くならないように午後の仕事に向けてレッドブルを飲む、なんてこともあるかもしれません。

 

実は逆効果になる可能性もあります。

 

意外とレッドブルのカフェイン含有量が飛び抜けて多いわけではなく、コーヒーと同程度ですし、糖質も他の清涼飲料水と同程度です。

 

タイミングや利用方法にあわせて利用しつつ摂りすぎには注意しましょう。

 

パーソナルトレーニングをご希望の方は、武蔵小山のパーソナルジムEALGLE BASEにてセッションが可能です。

 

セッションご希望の方、不明点やご質問のある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

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