筋トレ2時間は長すぎる?効果と注意点を現役トレーナーが徹底解説!

執筆者|鳥飼康平

「筋トレ2時間するのって長すぎるかな?」

「2時間筋トレするとどんな効果があるの?注意点も知っておきたい!」

仕事で筋トレする時間が取れないと、休日にまとめてトレーニング時間を確保することも多いのではないでしょうか。

とはいえ、長時間の筋トレは身体にどのような影響が出るのか気になりますよね。

そこで本記事では「筋トレを2時間するのは長いのか?」をテーマに、効果や注意点を現役パーソナルトレーナーがわかりやすく解説します。

今回解説するテーマは、パーソナルジム「EAGLE BASE」に通われているお客様にもお話しする内容となります。

長時間の筋トレ効果や注意点を事前に知りたい方は、ぜひ参考にしてください!

筋トレを2時間するのは長すぎる?

筋トレ 2時間

2時間筋トレをすることは、取り組み方次第では長すぎることはありません。

筋トレを2時間することで、つぎのような変化があります。

筋肥大の促進

筋トレを2時間することで、筋肥大が促進し筋肉量がアップします。

しっかり時間を使えるため、総負荷量(重量×回数×セット数)の増加も可能です。

総負荷量が増えることで筋繊維への刺激が強くなり、筋肥大を加速させれば、筋肉量が増えて、見た目にも変化がでます。

特に、つぎのような組み合わせがおすすめです。

  • 高重量×多セット(例:ベンチプレス100kg→5回×5セット)
  • 部位ごとの分割トレーニング(例:胸、背中、脚、腕、肩)
  • コンパウンド種目(ベンチプレス・スクワットなど)

大きく見せたい部位など計画的に取り組むことで、より短期間で身体の変化も実感できます。

消費カロリーの増加

2時間筋トレすると、消費カロリーの増加とともに脂肪燃焼の効果も期待できます。

体重や筋トレの強度にもよりますが、2時間の筋トレで「400〜800kcal」程度消費することもあります。

さらに重要なのは「アフターバーン効果(EPOC)」です。

アフターバーンとは、運動後もカロリー消費が高い状態が続く現象のことをさします。

トレーニング後も代謝の高い状態が続けば、脂肪燃焼効率がアップするため、ダイエット目的の方にも向いています。

成長ホルモン分泌の増加

筋トレを2時間すると、成長ホルモンの分泌が増え、筋肉の成長や脂肪燃焼を促進させます。

スクワットやデッドリフトなどの大筋群を使うトレーニングや、高強度トレーニングを行うと、成長ホルモンは多く分泌されます。

筋肉に強い刺激が加わると、成長ホルモンを使って身体は筋繊維を修復・強化するため、筋肉の回復にも有効です。

さらに、筋トレで成長ホルモンが増えれば、髪や肌の再生を促す「アンチエイジング効果」も期待できます。

メンタル強化・ストレス解消

筋トレを2時間すると、身体だけでなくメンタル面にもいい影響を与え、ストレス解消や気分のリフレッシュに繋がります。

筋トレを行うと、脳内では「幸福ホルモン(セロトニンなど)」と呼ばれる物質が分泌されます。

幸福ホルモンは気分を前向きにしたり、ストレスを軽減したりする働きがあるため、トレーニング後にすっきりした感覚を得られる人も多いです。

また、トレーニングでは自分の限界に挑戦する場面も多く、継続していくことで精神的な強さも養えます。

きついトレーニングを乗り越える経験を積み重ねることで「自分もやればできる」という自信にも繋がります。

2時間の筋トレで効果を高めるポイント

筋トレ 2時間

筋トレを2時間する際は、つぎの4つのポイントをおさえて取り組みましょう。

部位ごとにトレーニングする

2時間筋トレできるからと言って、一気に全身を鍛えると筋疲労が大きくなります。

より筋肥大の効果を実感したいなら、部位ごとに分割し、1〜2部位ごとに鍛えるのがおすすめです。

【トレーニング例】

  • 胸+三頭:各8~12回×3セット

(ベンチプレス/インクラインプレス/ディップス/プレスダウン/フレンチプレス)

  • 背中+二頭:各8~12回×3セット

(懸垂/ラットプルダウン/シーテッドロー/バーベルカール/インクラインカール)

  • 脚:各8~12回×3セット

(スクワット/レッグプレス/ブルガリアンスクワット)

  • 肩:各8~12回×3セット

(ショルダープレス/サイドレイズ/リアレイズ)

トレーニングをする際は、時間ばかりに気を取られるのではなく「強度」が重要です。

それぞれのトレーニングに対して、限界付近まで自分を追い込めているか意識しましょう。

適切な休憩を入れる

筋トレを2時間続けると、どうしても途中で中弛みすることもあります。

時間も決めずダラダラ休んでしまうと、2時間の筋トレでも非効率となるので、休憩時間(インターバル)を決めてメリハリをつけるのが大切です。

目的別のインターバルの目安は以下のとおりです。

  • 筋肥大目的:60〜90秒
  • 筋力向上目的:2〜3分

インターバルは、次のセットのパフォーマンスを高める大切な時間です。

呼吸を整えたり、効いてる筋肉を確認しながらフォームをイメージすることで、トレーニングの質が高まります。

次のセットに向けて身体と意識を整える時間にしましょう。

週ごとの総ボリュームを管理する

筋トレの効果を実感するには、適切なボリュームでトレーニングを続けることが大切です。

長時間の筋トレを何日も続けると、疲労がとれず怪我のリスクにつながります。

回復期間を適度に取り入れ、週ごとに筋トレの総ボリュームのバランスをとりましょう。

【筋トレを2時間する場合のスケジュール例】

月:胸、三頭筋(60〜90分)

火:背中、二頭筋(60〜90分)

水:休養または軽い有酸素運動

木:脚、体幹(2時間)

金:肩(60分)

土:軽い全身トレーニングまたは有酸素

日:完全休養

2時間の筋トレを行う日は、脚や背中など大きい筋肉を鍛える日に設定すると効率的です。

疲労が溜まりやすいため、週1〜2回程度に抑え、間に休養日を入れることで回復する時間を確保しましょう。

トレーニングと休養のバランスを意識してスケジュールを組むことが大切です。

栄養補給を徹底する

筋トレを2時間続けると、膨大なエネルギーが消費されます。

エネルギー不足のままでは貧血やケガのリスクが高まるので、適度なタイミングで栄養補給の時間をとりましょう。

【エネルギー補給の例】

  • 筋トレ前:炭水化物(おにぎり、バナナ、オートミール、和菓子など)
  • 筋トレ中:水、アミノ酸の入ったもの(サプリなど)
  • 筋トレ後:タンパク質+糖質(米、鶏肉、サーモン、卵、バナナなど)

私の場合、トレーニング2時間前にお米と鶏肉、トレーニング中は水とアミノ酸ドリンク、トレーニング後もお米と鶏肉を摂っています。

長時間トレーニングをこなせるよう、自分に合った食事メニューを複数用意しておきましょう。

筋トレを2時間する時の注意点

筋トレ 2時間

筋トレを2時間する際は、以下の3つに注意して行いましょう。

集中力低下に注意

2時間筋トレを行うと、後半になるにつれ集中力が落ちやすくなります。

集中力が切れるとフォームが崩れたり、本来効かせたい筋肉ではなく別の部位に負担がかかりがちです。

私自身、長時間トレーニングしていた際、集中力低下に伴いフォームの乱れが起こり、良いトレーニングができなかった経験があります。

セット間の休憩をしっかり取り、常にフォームを意識することが大切です。

水分・栄養補給を意識する

2時間の筋トレでは、途中の水分・栄養補給も欠かせません。

長時間トレーニングは多くのエネルギーを消費するため、途中でエネルギー切れを起こすことがあります。

エネルギーが不足するとパフォーマンスが落ち、扱える重量が下がったり集中力が切れやすくなります。

私は、水のみでトレーニングしていた時期とアミノ酸ドリンクや糖質を取るようになってからでは、重量の伸びや体の成長が明らかに変わりました。

トレーニング中も、こまめに水分や栄養を摂るのを意識しましょう。

オーバートレーニングに注意

2時間の筋トレを頻繁に行うと、筋肉だけではなく神経系の疲労も溜まりやすくなります。

疲労が抜けないまま続けてしまうと、扱える重量が落ちたり、筋肉の回復が追いつかなくなるので注意が必要です。

私は以前、長時間トレーニングを毎日続けていたことがあります。

ですが、パフォーマンスが落ちるのはもちろんのこと、怪我をしてしまい、トレーニングができない時期もありました。

その経験から現在は、体調や疲労度を見ながらトレーニング時間を調整し、しっかり休養を取ることを意識しています。

筋トレを長時間する際は、お伝えしたような注意点も頭に入れてトレーニングに臨みましょう。

まとめ

今回は筋トレを2時間行う場合の、効果や注意点についてくわしく解説しました。

筋トレを2時間行うこと自体は決して悪いことではありませんが、誰にでも効果的とは限りません。

トレーニング経験や目的によっては有効な場合もありますが、初心者の方は集中力やフォームが崩れやすく、逆効果になることもあります。

大切なのは時間の長さではなく「正しいフォーム・適切な負荷・十分な休息」です。

まずは60〜90分を目安に、自分の体調やレベルに合ったトレーニングを継続しましょう。

無理なく続けることが効果を高める一番の近道です。

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また、体験トレーニングの詳しい内容は、以下の記事をお読みください。

EAGLE BASE|体験トレーニング当日の流れ

最後までお読みいただきありがとうございました。