ジムでトレーニングに励む皆さん、ジムに行くといつも誰かが使っている人気のトレーニング器具はありますか?
筆者はジムは超初心者なのですが、ジムに行くたびに男性に常に大人気の器具がありました。
そのトレーニング器具はフリーウエイトエリアというダンベル等が置いてあるスペースにあり、ベンチプレスに取り組む方が多くいました。
名前もわからないトレーニング器具。
一体あれは何のマシンだろう?と思ったので筋トレが好きな方に聞いたところ、その器具の名前は「スミスマシン」だということが分かりました。
スミスマシンは、筆者の通っているジムだけでなくほとんどのジムで特に男性に大人気のマシンのようです。
今回は、大人気のトレーニング器具であるスミスマシンの名前の由来やどこが鍛えられるのか、安全性についてなどスミスマシンの魅力について紹介いたします。
※ジム超初心者の方向けの内容です!
スミスマシンの名前の由来
スミスマシンの「スミス」は人の名前を連想させますが、実は発明者の名前ではありません。
考案したのは「Jack LaLanne」というアメリカ人でした。
ジャックは、当時の米国初と思われるフィットネスジムを始めた先駆者で、ボディビル界では結構な有名人だったようですが、その際トレーニングで使用していたのが自身で考案したスミスマシンの原型とも言えるトレーニング器具でした。
そのトレーニング器具に興味を持ったのが、ジャックの友人でもあり当時浴場の経営をしていた「Rudy Sumith」でした。
この友人スミスがジャックが考案したスミスマシンの原型をさらに改良を重ねて世に広めたため、「スミスマシン」という名前で広まったようです。
スミスマシンがジムで使われ出したのは1950年代からのようなので、約70年経った現在でも人気で愛されているというのは凄いとしか言えません。
ジムで人気の器具:スミスマシンは初心者には難しい?
筆者のイメージでは、スミスマシンを使ってる人は皆がっしりした筋肉質な体型で、筋トレ中級〜上級者の方が多く取り組んでいた為、ジム初心者の私にはハードルが高くて全く近づくことさえできませんでした。
しかし、調べてみたところ、ジムに慣れた上級者だけでなく初心者にも非常にオススメのトレーニング器具でした。
スミスマシンは、マシンのレールによってバーベルが上下に動くように固定されているのですが、この固定のお陰で筋トレする際に重要なフォームを乱すことなく取り組むことが可能になっています。
筋トレ初心者の筋トレだと、フォームの乱れによって効率よく筋肉に刺激を与えることができなかったり、また余計な負荷が関節や筋肉にかかり怪我をしてしまうことがありがちですが、スミスマシンではそれらを防ぐことができるとされています。
また、バーベルの重さを自由に変えることができる為、筋トレ初心者から上級者までどんな方でもトレーニングを楽しむことができるようになっています。
スミスマシンで鍛えられる筋肉は?
スミスマシンは、使い方次第で様々な筋肉に安全にアプローチをかけることが可能と言われています。
ベンチプレス
大胸筋、上腕三頭筋、三角筋などの上半身(胸・腕まわり)の筋肉の強化に効果的です。
スクワット
大臀筋、ハムストリングス、大腿四頭筋など下半身(ヒップ・太もも)の筋肉の強化に効果的です。
デッドリフト
広背筋・大臀筋・ハムストリングスなど体の背面側の筋肉の強化に効果的です。
その他にも様々な種類のトレーニング方法がありますが、上記3つだけでも全身強化が可能とされています。
厚生労働省が推奨する成人を対象にした運動プログラムでは、筋トレは胸・背中・下肢を満遍なく行うことで効果が高まるとされています。
筆者の通っていたジムではスミスマシンでベンチプレスをする人ばかりだったためベンチプレス用のマシンと思っていましたが、スミスマシンなら全身を効率よく鍛えることができそうです!
スミスマシンの安全性は?
スミスマシンの仕組みとして、バーベルが上下に動くようサポートされているマシンなので、人による補助がなくても安定したフォームでトレーニングができる特徴があります。
器具によるサポートがしっかりされているため、安全性が高く初心者にもオススメできるマシンとされています。
しかし、安全性が高いと言われているスミスマシンでも、調べたところによると過去に大きな事故が発生してしまったケースもいくつかありました。
体の限界を超えて負荷をかけてしまったり、使い方を誤ってしまったことによる事故のようなのでスミスマシンに限ったことではないですが、体を鍛える為に通っているジムで怪我をしてしまっては本末転倒というもの。
より安心安全に使いたい方は、どのトレーニング器具でもきちんと指導を受けてからのトレーニングをスタートする方が確実そうですね・・。
まとめ
ジムで長年人気のトレーニング器具は「スミスマシン」という名前で、トレーニングのフォームが安定するだけでなく、一つのマシンで全身の筋肉の強化が可能で、トレーニングレベル関係なくどんな方でも取り組みやすい器具でした。
初心者の方でも取り掛かりやすくメリットの多い器具と知り、筆者も最初から使っておけばよかったな・・と後悔しました。
ジムのトレーニング器具をより安全に効率よく使うために、トレーナーやスタッフなどの方から詳しく使い方のアドバイスを聞いてみるともっと良いのではないでしょうか。
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執筆者紹介
- tarazono
-
30代/女性
エステやヨガインストラクターを経験。
腹筋が割れた女性に憧れてジムに通ったものの、マシンの使い方が分からず単調な筋トレも苦手で半年で挫折。
しかし、最近になってまたトレーニング熱が再燃中・・!