ランニングを2回に分けるメリットとデメリット3選!実施するときの注意点もあわせて解説

ランニングを2回に分けるメリットとデメリット3選!実施するときの注意点もあわせて解説

この記事の内容

「ランニングを1日2回に分けてもいい?」

「2回に分けることで得られるメリットは?」

「1日2回走るときに注意すべきことはある?」

 

習慣的に走っている方の中で、このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。

 

 

私もほぼ毎日ランニングしていますが、たまに1日2回に分けることがあります。

 

2回に分けることに効果があるなら、時間も有効活用できて良いですよね。

 

 

本記事では、ランニングを2回に分けるメリットとデメリットについて解説。

 

また、実施するときの注意点もあわせて紹介します。

 

1日2回に分けるメリットとデメリットを理解して、上手く活用しましょう!

 

ランニングを2回に分けるメリット3選

まずは、ランニングを2回に分けるメリットについて解説します。

 

まとまった時間は取れないけど、小分けなら走れるという方も多いでしょう。

 

ぜひ、参考にして取り入れてください!

 

脂肪燃焼効率の向上

ランニングを1日2回に分けるメリット1つめは、脂肪燃焼効率の向上です。

 

脂肪燃焼のしやすさは、ダイエット中の方にはもちろん、体力を向上させたい方にも重要な能力です。

 

 

次のようなメカニズムで、脂肪燃焼効率が上がります。

 

・1回目のランニングで糖質を消費(基本的にランニングでは糖質が優先的に使われる)

・体内の糖質量が減少

脂肪をエネルギーとして使わざるを得なくなる

脂肪を使う力が向上する

 

1回で長い距離を走った方が痩せやすいイメージがあると思いますが、2回に分ける場合も大きくは変わりません。

 

 

以下の記事では、ダイエットにおすすめのランニングの頻度について解説しています。

ランニング10kmの消費カロリーはどれくらい?ダイエットに最適な時間や頻度を解説!

 

この記事では10km走る場合で説明していますが、自分の体力レベルに合わせた距離で行ってくださいね!

 

糖質貯蔵量の増加

ランニングを1日2回に分けるメリット2つめは、糖質貯蔵量の増加です。

 

人間の身体は、脂肪はたくさん貯められますが、糖質は貯められる量は少ないです。

 

しかし、糖質はランニングにおいて重要なエネルギー源なので、その貯蔵量が多い方が有利になります。

 

 

ランニングを2回に分けることで、糖質貯蔵量が増加するメカニズムは以下のとおりです。

 

・1回目のランニングで糖質を消費

・食事で糖質を補給

・脳が「前より多めに貯め込まなきゃ」とはたらき貯蔵能力がアップ

・2回目のランニングでさらに消費

(1回目の食事では完全に回復し切らないので貯蔵量はさらに減少)

・食事で糖質を補給

 

ただランニングで体内の糖質を減らしただけでは、貯蔵量はアップしません。

 

糖質を摂ることで回復するときに成長するので、しっかりと食事は摂りましょう!

 

食欲の抑制

ランニングを1日2回に分けるメリット3つめは、食欲の抑制です。

 

基本的に運動直後は食欲が抑制されます。

 

そのため、1日2回に分けることで2回分の食べ過ぎを防げます

 

 

ポイントは、2回とも食事前に走ること。

 

例えば、朝食前と夕食前の2回がおすすめです。

 

「ダイエットのために走っているけど結局たくさん食べてしまう」という方は、ぜひ一度試してください!

 

 

以下の記事では、ランニングに限らずトレーニングを夜に行うメリットを紹介しています。

トレーニングを夜に行うメリット3選!デメリットや実施するときのポイントなどもあわせて解説

 

気になる方は、あわせてチェックしてください!

 

 

次に、ランニングを2回に分けるデメリットについて解説します。

 

良いことばかりではないので、デメリットも頭に入れて取り組んでください。

 

ランニングを2回に分けるデメリット3選

ここからは、ランニングを2回に分けるデメリットについて解説します。

 

自身の状況に合わせて、行うようにしてくださいね!

 

集中力が低下する

ランニングを2回に分けるデメリット1つめは、集中力が低下することです。

 

メリットでも解説しましたが、2回目のトレーニングは体内の糖質が不足した状態で行うことになります。

 

 

糖質はの重要なエネルギー源です。

 

そのため、糖質が不足した状態では脳の働きが鈍く、集中力や注意力などの低下につながります。

 

 

1回目のランニングの後はしっかりと食事をとる、無理にペースを上げて走らないなど、注意して行いましょう!

 

オーバートレーニングのリスクがある

ランニングを2回に分けるデメリット2つめは、オーバートレーニングのリスクがあることです。

 

オーバートレーニングとは、慢性的な疲労状態のことで、常に心拍数が高くなります。

 

 

2回とも長い距離を走ったり、強度の高いトレーニングを行ったりすると、回復が間に合わず、オーバートレーニングに陥ります。

 

休んでもなかなか疲れが取れず、日常生活に影響が出ることも。

 

 

以下の記事では、休むことの大切さを解説しています。

ランニングを休む勇気を持とう!休んで良い理由と休み方のコツ2選を紹介

 

適度に休養日を挟みながら行ってくださいね!

 

時間が余計にかかる

ランニングを2回に分けるデメリット3つめは、時間が余計にかかることです。

 

もちろん、2回に分けることで隙間時間を活用できるというメリットはあります

 

 

しかし、ランニング前後の準備やストレッチなどの時間も含めると、トータルでは時間が長いです。

 

例えば、走る時間以外には以下のような時間を要します。

 

・ランニングウェアに着替える

・準備運動をする

・ランニング後ストレッチをする

・シャワーを浴びる

・普段着に着替える

 

これら全て合わせると、最長で30分くらいかかります。

 

ご自身のライフスタイルに支障がない範囲で行ってください!

 

 

最後に、1日2回ランニングするときの注意点を解説します。

 

この注意点を押さえながら実施するようにしましょう!

 

1日2回ランニングするときの注意点

1日2回のランニングでは以下のことに注意して実施してください。

 

・高頻度で行わない(週5回走る場合、1日2回やる日は週に2回程度にとどめる)

・ランニング後の栄養補給を怠らない

・2回とも負荷の高いトレーニングをしない

 

デメリットでも解説したように、やり方を間違えると健康面にも影響が出ます。

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無理せず、安全に行えるようこれらに注意して実践してくださいね!

 

まとめ

今回は、ランニングを1日2回に分けるメリット・デメリットについて解説しました。

 

1日2回のランニングは、ダイエットや体力向上などに有効です。

 

時間を有効活用したい人にとっては、おすすめのランニング法なので、ぜひ取り入れてください。

 

一方で、2回に分けることには危険性もあります。

 

注意点を守りながら、無理せず行いましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。