ランニングを休む勇気を持とう!休んで良い理由と休み方のコツ2選を紹介

ランニングを休む勇気を持とう!休んで良い理由と休み方のコツ2選を紹介

「ランニングを続けるのがツライ……」

 

「ランニングをやめたくても、休む勇気が持てない……」

 

ランニングは身体に大きな負荷がかかる運動です。

 

定期的に休まないと、身体的にも精神的にも疲れてしまいます。

 

 

本記事では、勇気を持ってランニングを休んでも良い理由を解説

 

また、現役ランニングコーチが推奨する2つの休み方のコツや気になる疑問を紹介します。

 

休みをうまく取り入れて、快適で楽しいランニング習慣を実現させましょう!

 

ランニングを休む勇気を持って良い理由

まずは、勇気を持ってランニングを休んでも良い理由を2つ紹介します。

 

適度な休息は、メリットがたくさん!

 

体力や筋力など身体的な回復はもちろん、精神的にもリフレッシュできます。

 

体力と筋力を回復させられる

勇気を持ってランニングを休んでも良い最大の理由は、体力や筋力を回復させられるからです。

 

むしろ、適度な休息を挟むことで、筋力や心肺機能などが成長すると言われています。

 

 

これは「超回復の原理」と呼ばれ、例えると次のようなイメージになります。

 

・体力レベルが100%のときにランニングを実施

・筋力や心肺機能を使うため身体が疲れて、体力レベルは70%に低下

・1〜2日の休みを挟むことで体力レベルが110%に回復&向上

 

これを繰り返すことで、体力が向上し、走れる距離が伸びたりスピードが上がったりするのです。

 

 

逆に休みを挟まない場合は、次のような状態になります。

 

・体力レベルが100%のときにランニングを実施

・体力レベル70%に低下

・休みを入れずに体力レベル70%のままランニング

(一晩休んだとしても100%には戻りません)

・体力レベル40%に低下

 

このように、休まず走り続けると悪循環にはまってしまいます。

 

 

「ランニングしてるけどなかなか体力が向上しない」という方は、休みが足りていない可能性があります。

 

休息日とランニング日を決めて、メリハリをつけた運動習慣をつけましょう。

 

メンタルを回復できる

勇気を持ってランニングを休むことは、メンタル面の回復においても大切です。

 

ランニングを続けることで「痩せたい」「マラソン完走したい」と頑張りすぎると、精神的にも辛くなってしまいます。

 

 

実際に私も、学生時代に全国大会を目指して休みを入れず、毎日トレーニングをしていたことがありました。

 

その結果、成績は伸びずむしろ悪化。

 

怪我も重なり身体的にも精神的にも疲弊してしまいました。

 

 

ランニングは精神的にも効果があり、ランニングで人生が変わったという人も少なくありません。

 

一方で、頑張りすぎてストレスを抱えてしまっては逆効果です。

 

楽しむ気持ちを忘れず、休みを入れてリフレッシュしながら継続しましょう!

 

 

つぎに、現役ランニングコーチが意識している「休み方のコツ」を2つ紹介します。

 

全て実践する必要はありませんが、なかなか身体が休まらないという方は、ぜひ試してください!

 

ランニングコーチ推奨!休み方のコツ2選

ランニングを休止するだけでも、身体は十分に回復します。

 

しかし、ハードな練習をして、なかなかダルさが取れないという方は、普通に休むだけでは足りません。

 

これから紹介する「休み方のコツ」を実践し、回復力を高めましょう!

 

コツ1:睡眠と食事

運動習慣は「運動・睡眠・食事」のバランスが重要です。

 

ここからは睡眠と食事の面で、私が実際に意識していることをお伝えします。

 

 

まず、休息日の睡眠は次のことを意識しましょう。

 

・睡眠時間は8時間以上確保する

・寝る前はカフェイン、アルコールの摂取を控える

・ベッドに入ったらスマホを見ない(ブルーライトを浴びない)

 

仕事や会食、育児などで睡眠時間を確保できない方も多いでしょう。

 

そのような場合、毎日ではなくランニングを休む日だけでも、睡眠の量と質を意識してください。

 

 

また、食事では次のことを意識しましょう。

 

タンパク質を積極的に摂取する

→体重×1〜2g(60kgの人なら60g〜120gを摂取)

糖質(炭水化物)もしっかり摂る

・1日2Lを目標に水分補給

 

休みの日こそ、栄養を十分に摂取するのが大切です。

 

 

特にダイエット中で糖質制限をしている方は注意!

 

糖質制限は一時的には痩せますが、痩せづらい身体になってしまい、回復も遅れるのでおすすめしません!

 

健康な体を作るためにも、日々規則正しい生活習慣を心がけましょう。

 

コツ2:アクティブレスト

アクティブレスト(積極的休養)とは、軽い運動を行う休息日のことで、アスリートも実践しています。

 

軽い運動を行うことで、血流の循環を促進させ、疲労回復を早めるという仕組みです。

 

ただし、やり方を間違えると逆に疲れが溜まってしまうので注意が必要です。

 

 

例えば、ジョギングをするときは、心地よいペースで、走る時間を普段より短めにしましょう。

 

ペースが遅すぎてもダルさが残ってしまうので、タイムは気にせず気持ちよく走ることが重要です。

 

 

また、普段やらないスポーツをするのもおすすめ。

 

ランニングとは違う筋肉を使うため、ランニングで使う筋肉を休めつつ、気持ちもリフレッシュできますよ!

 

ランニングを休むときに気になる疑問に回答!

最後に、ランニングを「休む」ときに気になる、よくある疑問に回答します。

 

罪悪感とどう向き合う?

休むことに対する罪悪感を解消するためには「休むことの大切さを理解する」のが重要です。

 

 

そもそもなぜ、ランニングを休むことに罪悪感を覚えるのでしょうか?

 

それは、「休むことは悪いこと」と考えてしまっているからです。

 

しかし、実際はその逆。

 

 

適度に休むことでむしろ体力・筋力が向上し、精神的にもリフレッシュできます。

 

先ほど紹介した「休み方のコツ」を参考に、心置きなく休む勇気を手に入れましょう!

 

体力は落ちる?

休むことで体力が落ちてしまうのでは?

 

このような疑問を持つ方が多いと思います。

 

 

しかし、ランニングを少し休んだだけでは体力は落ちません

 

少なくとも2〜3週間以上休まなければ、体力が落ちる心配はありません。

 

疲れが溜まっていると感じた人は、2〜3日休みを入れてみましょう!

 

まとめ

今回はランニングを休む勇気がないあなたへ、休んで良い理由や休み方のコツを解説しました。

 

ランニングの習慣がある人にとっては、休むことは勇気が必要ですよね。

 

休むことに罪悪感を感じるかもしれませんが、適度な休みはむしろ体力や筋力などを向上させます。

 

勇気を持って休みをとり、快適で楽しいランニング習慣をつくりましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。