ランニングウォッチが必要ない人の特徴3選!プロコーチおすすめの活用方法も解説

ランニングウォッチが必要ない人の特徴3選!プロコーチおすすめの活用方法も解説

この記事の内容

「ランニング始めたいけど専用の時計は必要?」

「ランニングウォッチは必要ない?」

 

ランニング初心者や習慣化してきた方などの中には、気になっている方も多いでしょう。

 

 

私はランニングコーチとして多くのランナーを見ていますが、ほとんどの方がランニング専用ウォッチを着用しています。

 

ランニングウォッチはランニングに役立つさまざまな機能が搭載されており、あれば非常に便利です。

 

しかし、その分値段が高く、全員が気軽に購入できるものでもありません。

 

 

本記事では、ランニングウォッチが必要ない人の特徴について解説。

 

また、プロランニングコーチがおすすめする、ランニングウォッチの活用方法もあわせて紹介します。

 

 

ランニングウォッチが自分に必要なのか見極めて、持っている方は有効活用してトレーニングの質を高めましょう!

 

ランニングウォッチ必要ない人の特徴3選

ランニングウォッチは非常に便利なアイテムですが、必ずしも必要ではありません。

 

ここからは、ランニングウォッチが必要ない人の特徴について解説します。

 

購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

 

ダイエット・健康目的の人

ランニングウォッチが必要ない人の特徴1つめは、ダイエット・健康目的の人です。

 

ダイエットや健康維持などを目的とする場合は、時間以外の機能は必要ありません

 

 

ランニングウォッチでは、心拍数を測ったりGPSで自動で距離を測ったりできます。

 

しかし、そこまで厳密にさまざま基準をつくると、かえって挫折につながる可能性があります。

 

 

シンプルに走る時間を決めて、少しずつ時間を伸ばしていく、というランニング方法がおすすめです。

 

以下の記事では、ランニングの時間の伸ばし方について解説しています。

ランニングが10分できつい原因3選!プロコーチが正しい時間の伸ばし方を解説

 

無理せず、徐々に体力をつけることができるので、ぜひ参考にしてください!

 

ランニングを始めたばかりの人

ランニングウォッチが必要ない人の特徴2つめは、ランニングを始めたばかりの人です。

 

「初心者こそ買うべき!」と思うかもしれませんが、重要度はそこまで高くありません。

 

ランニング初心者は、厳密に走るペースを守ったり、細かなトレーニング効果を考えたりする必要がないからです。

 

 

「1kmあたり7分」のように、きっちりランニングペースを決めて行うのが一般的なトレーニング方法とされています。

 

しかし、初心者はペース感覚が養われておらず、ペースにこだわりすぎると呼吸が乱れる可能性があります。

 

 

初心者に大事なのは「会話ができるくらい」余裕のあるペースで、継続して走ること。

 

ランニングペースにとらわれず、コツコツ走り続けましょう!

 

感覚を重視して走りたい人

ランニングウォッチが必要ない人の特徴3つめは、感覚を重視して走りたい人です。

 

ランニングウォッチは、心拍数や走った距離、ピッチとストライドなど、自分のトレーニングデータを可視化できます。

 

客観的にデータを管理して、本番のレース戦略やトレーニング計画などに活かせるというメリットがあります。

 

 

しかし、トレーニング効果を高めるためには、走っているときの感覚も重要な要素です。

 

体調は日によって大きく変わるため、距離やペースなどにとらわれすぎると、オーバートレーニングになることもあります。

 

 

また、ランニングウォッチの数値は100%正確ではありません。

 

ランニングウォッチの数字だけに頼りすぎると、感覚とのずれが生じて、本来のトレーニング効果を得られなくなります。

 

感覚重視でトレーニングしたい方は、無理に買う必要はないでしょう!

 

 

一方で、ランニングウォッチにはさまざまな機能が搭載されており、便利なアイテムであることは間違いありません。

 

次に、プロランニングコーチである私が実践する活用方法を紹介します。

 

ランニングウォッチを使いこなして、トレーニングの質を高めましょう!

 

ランニングコーチおすすめの活用方法

ここからは、ランニングコーチ実践のランニングウォッチ活用方法を紹介します。

 

持っている方は、ぜひ参考にしてください!

 

心拍数の計測

私がランニングウォッチを使う一番の目的は、心拍数の計測です。

 

トレーニングの強度は、心拍数を基準に考えられます。

 

 

例えば、普段のゆっくりペースのランニングでは、最大心拍数の70%前後が理想とされています。

 

それを大幅に超えてしまうと強度が高すぎるし、逆に低すぎると心肺機能への刺激が足りないということです。

 

 

30分に1回くらい確認しながら走ることで、心拍数を維持しています。

 

以下の記事では、心拍数を活かしたトレーニング方法について解説しています。

ランニング中の心拍数180は高すぎる?最適な数値や心拍数を活かした3つのトレーニング方法を解説!

 

ぜひ参考にして、実践してください!

 

自動ラップ機能

ランニングウォッチの自動ラップ機能は、多くのランナーが求めている機能です。

 

GPSで走っている距離を測り、設定した距離に達したら音やバイブレーションなどで自動で知らせてくれます。

 

距離表示がない場所では、便利ですよね!

 

 

私は普段、河川敷を10〜16kmくらい走っていますが、心拍数とラップタイムを照らし合わせながら走っています。

 

感覚が最優先ですが、その感覚と走っているペースにズレがないか確認できます。

 

ただし、GPSは100%正確ではないので、大会や重要な練習などでは注意しましょう!

 

まとめ

今回は、ランニングウォッチが必要ない人の特徴と活用方法について解説しました。

 

ランニングウォッチは、トレーニング効果を高めるための機能が満載です。

 

しかし、高価な商品が多いことに加え、全ランナーが持つべきとは言えません。

 

手持ち無沙汰になる可能性もあるので、今の自分に必要なのか考えて購入しましょう。

 

すでに持っているという方は、ぜひ、最後に紹介した心拍数やラップ機能などを活用してくださいね。

 

ランニングウォッチが必要かどうかを見極めて、トレーニングに活かしましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。