「トレーニングが習慣的に続かないのはなぜ?」
「続かない人の特徴はある?」
「簡単に続けられるトレーニングはある?」
トレーニングを始めたばかりの人にとって、継続させるのは難しいですよね。
上級者でも毎日コツコツ続けられる人は少ないでしょう。
私は現役マラソンランナーとして日々トレーニングしていますが、続かないことも多々あります。
しかし、今回紹介するような特徴に当てはまらないように心がけることで、トレーニングが続かない癖からも脱却できるでしょう!
本記事では、トレーニングが続かない人の特徴について解説。
また、続かない人におすすめな、毎日5分でOKの筋トレも紹介します。
トレーニングが続かない原因を理解して、継続できるようになりましょう!
トレーニングが続かないのはなぜ?
そもそもトレーニングが続かないのはなぜでしょうか?
それには以下のような原因があります。
・心理的要因(飽きやすい、自己効力感が低い、など)
・体力的要因(疲労の蓄積、健康状態の変動、など)
・環境的要因(時間がとれない、ジムが近くにない、など)
・経済的要因(ジムも会費が払えない、ウェアを揃えるお金がない、など)
このように、トレーニングが続かない原因は様々で、一人ひとり異なります。
しかし、その原因は工夫次第で対策が可能です。
例えば、私は経済的にジムに通うのが難しかったことがあります。
しかし、ジムにあるような器具を使わずに、自宅でできるトレーニングで、体脂肪率の低下や筋力アップなどを達成しました。
また、以下の記事では、トレーニングのやる気が出ない時の対処法をまとめているので、あわせてチェックしてください!
トレーニングでやる気が出ない3つの原因とは?現役トレーナー実践の対処法5選!
トレーニングが続かない原因は多くありますが、特に多くみられる特徴を、次の章で紹介します。
当てはまっている人は対策をとり、当てはまっていない方も注意しながら取り組んでくださいね!
トレーニングが続かない人の特徴3選
ここからは、トレーニングが続かない人の特徴を3つ紹介します。
自分が当てはまっていないか、確認してください!
計画性がなさすぎる
トレーニングが続かない人の特徴1つ目は、計画性がなさすぎることです。
計画性がないと、日常生活や予定などに振り回されて、トレーニングが後回しにされがちです。
目標や計画などを明確にしていないと「今日は疲れているから」「明日やればいい」とトレーニングの習慣が定着しにくくなります。
自分が最低限達成できそうな計画から立ててみましょう!
例えば、私はマラソンのトレーニングをしていますが、以下のように、走る予定距離に幅を持たせています。
11/11(月)10〜15kmランニング
このように、計画は立てるけど、その日の体調で柔軟に対応できるような計画にするのがポイントです!
初心者の方で「どんなトレーニングをすればいいのかわからない」という方もいるでしょう。
そんな方は、以下の記事を参考にしてください!
トレーニングメニュー一週間分を3つの目的別に紹介!各種目のやり方やポイントなども解説
結果をすぐに求めすぎる
トレーニングが続かない人の特徴2つ目は、結果をすぐに求めすぎることです。
短期的に大きな変化を期待しすぎると、思うような成果が出なかった時にモチベーションが下がってしまいます。
トレーニングでは、小さな目標を少しづつクリアしていくことが大切です。
例えば、ダイエットが目標なら「1ヶ月で3kg痩せる!」ではなく「まずは2週間で0.5kg痩せる」のように、現実的で小さな目標から始めましょう。
トレーニングの成果は継続して取り組む中で、少しずつ現れるものです。
焦らずに、日々の小さな成長を実感しながら、長期的な結果へと繋がります!
トレーニング負荷が大きすぎる
トレーニングが続かない人の特徴3つ目は、トレーニング負荷が大きすぎることです。
初めから高すぎる負荷でトレーニングをすると、体が疲労してしまい、ケガや疲労感で続けられなくなります。
体力や筋力など、自身のレベルに合わせた適切な負荷で始めることが重要です。
例えば、厚生労働省が推奨している運動プログラムでは、成人の適切な運動負荷を以下のようにしています。
『筋力トレーニングの強度と回数は、最大挙上重量の60~80%の重さを8~12回繰り返す』
器具を使った筋トレを始めた人で、慣れていない方は上記を目安にすると良いでしょう!
最後に、毎日5分でOKなトレーニングが続かない人におすすめのトレーニングを紹介します。
まずは1日5分から、自分のペースで続けてみましょう!
毎日5分でOKの続けやすい筋トレ3種
最後に、簡単で続けやすいトレーニングを紹介します。
1日5分でできて、筋力アップにも効果的なので、ぜひ実践してください!
スクワット
【やり方】
①足を肩幅程度に開き、つま先を少し外側に向ける
②胸を張り、背中をまっすぐに保ちながら、膝を曲げて腰を下ろす
③太ももが床と平行になるまで下げたら、ゆっくりと立ち上がる
【回数】
15〜20回
【注意点】
・膝がつま先より前に出ないように注意する
・重心はかかとに置き、つま先に力がかかりすぎないようにする
・腰が丸まらないように、体幹をしっかりと意識する
プッシュアップ
【やり方】
①両手を肩幅より少し広めに開く
②体をまっすぐ保ちながら、肘を曲げて胸が床に近づくように下げる
③胸を意識しながら、肘を伸ばして体を持ち上げる
④膝つきでもOKです。膝を床につけることで負荷が軽減され、初心者でも無理なく行えます
【回数】
10〜15回
【注意点】
・腰が落ちたり、反らないように体をまっすぐに保つ
・肩がすくまないように意識し、肩甲骨を引き締める感覚で行う
プランク
【やり方】
①両肘を肩の真下に置き、体をまっすぐに保つ
②つま先と前腕で体を支え、腹筋に力を入れてキープする
【回数】
20〜30秒
【注意点】
・腰が落ちたり、上がりすぎたりしないように注意する
・呼吸を止めず、ゆっくりとした深呼吸を意識する
・肩とお尻の高さが同じラインになるように保つ
まとめ
今回は、トレーニングが続かない理由や続かない人の特徴などを解説しました。
トレーニングが続かない理由はたくさんあるので、まずは「自分はなぜ続けられないのか」を客観的に把握することが大切です。
今回は続かない人の特徴を3つ紹介しました。
当てはまっている人は、紹介したポイントを心がけて取り組んでくださいね。
また、最後に毎日5分でOKの簡単トレーニングを紹介しました。
続けられるか不安という方も1日5分だけでいいので、継続して取り組んでください。
「トレーニングが続かない…」から脱却して、楽しく継続できるように頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考資料
⑴成人を対象にした運動プログラム(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000656456.pdf
執筆者紹介
- 松田純平(パーソナルトレーナー)
- 筆者の詳細
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