「筋トレは2日連続でやらない方がいい?」
「筋肉痛がないから連続で鍛えてもいい?」
「違う部位なら問題ない?」
筋トレを2日連続で行ってもいいのか、気になりますよね。
私も普段筋トレをしていますが、2日連続で行うこともあります。
しかし、その時は今回紹介するようなポイントを意識しながら行うようにしています。
本記事では、筋トレは2日連続でやらない方がいいのか、解説。
また、実施する場合に意識してほしい3つのポイントもあわせて紹介します。
今回紹介するポイントを押さえて、効率よくトレーニングしましょう!
筋トレは2日連続でやらない方がいい?
筋トレは2日連続でやらない方がいいのでしょうか。
結論から言うと、やらない方がいいです。
筋トレをすると、筋肉はダメージを受け、筋線維が傷つきます。
その傷の修復には48〜72時間(2〜3日)かかると言われており(参考1)、筋肉の成長にはその修復過程が欠かせません。
つまり、2日連続で筋トレを行うと、傷ついた筋肉にさらにダメージを与えてしまい、回復が遅れてしまいます。
理想は2〜3日休みを入れることです。
少なくとも筋トレをした翌日は休むようにしましょう!
習慣的に筋トレをしている人は、たまに1週間程度の休みをとることも重要です。
以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
筋トレを1週間休むとどうなる?3つのメリットとデメリットを解説!
とはいえ、スケジュールの都合や生活スタイルなどによって、2日連続でやらざるを得ない場合もあるでしょう。
次に、2日連続で筋トレするときに意識してほしい3つのポイントを紹介します。
ケガなく効率的にトレーニングするためにも、意識して取り組みましょう!
2日連続で行う場合の3つのポイント
ここからは、2日連続で筋トレを行う場合の3つのポイントを紹介します。
もし、2日連続で実施するときは意識してください!
違う部位を鍛える
筋トレを2日連続で行うときのポイント1つ目は、違う部位を鍛えることです。
1日目と違う部位をメインで鍛えることで、1日目に鍛えた部位への負担を抑えることができます。
例えば「1日目に腕や肩などを鍛えた場合は、2日目は脚の筋肉を中心にトレーニングする」のようなイメージです。
しかし、どこか一つの部位を鍛えようとしても、他の筋肉が全く関与しないわけではありません。
そのため、可能であれば1〜3日は空けて、疲労が取れた状態で取り組むのが理想です。
私も普段筋トレをしますが、1週間の中で曜日ごとに部位を分けるようにしています。
以下の記事では、初心者向けの1週間トレーニングメニューを紹介しているので、気になる方はチェックしてください!
トレーニングメニュー一週間分を3つの目的別に紹介!各種目のやり方やポイントなども解説
負荷を調整する
筋トレを2日連続で行うときのポイント2つ目は、負荷を調整することです。
2日連続で筋トレすると、2日目は1日目で傷ついた筋肉を使うことになります。
そのため、1日目と同じような強度・時間で行うのは筋肉にとってかなりの負担です。
場合によっては、フォームの悪化やケガなどにつながります。
1日目はフレッシュな状態でトレーニングできるので、取り組みたい負荷で行ってください。
しかし、2日目は1日目より強度を落として、トレーニングの時間が長くなりすぎないように注意しましょう。
睡眠・栄養をしっかりとる
筋トレを2日連続で行うときのポイント3つ目は、睡眠・栄養をしっかりとることです。
これは、トレーニング頻度に関わらず大事なことですが、2日連続で行うときは特に意識しましょう。
厚生労働省の資料(参考2)によると、理想的な睡眠時間は6〜8時間、少なくとも6時間は確保することが推奨されています。
私も2日連続でハードなトレーニングをするときは、特に睡眠時間に気をつけるようにしています。
睡眠時間が短くなると、回復が遅れるだけでなく注意力も低下するので、安全にトレーニングするためにも重要です。
2日連続で筋トレする時は、栄養もしっかり摂りましょう。
特に、糖質と脂質を普段より多めにとるのが、回復にはおすすめです。
以下の記事で詳しく解説しているので、回復方法について知りたい方はチェックしてください!
トレーニングの疲労回復を早める方法5選!おすすめの食べ物もあわせて解説
まとめ
今回は、筋トレは2日連続でやらない方がいいのか、解説しました。
筋肉の回復には48時間以上かかると言われており、基本的にはおすすめしません。
筋トレを快適に、質高く継続するためにも休みは十分にとりましょう。
スケジュールの都合や生活スタイルなどによって、2日連続でやらざるを得ない場合は、今回紹介したポイントを意識して取り組んでください。
日によって部位を変えたり、負荷を調節したりすることで筋肉への負担を抑えることができます。
筋トレを2日連続で行うデメリットや実施上のポイントなどを理解して、効率的に鍛えましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
(1)リハビリテーション科コラム 『「超回復」について』リハビリテーション科 理学療法士 武内 望(新百合ヶ丘総合病院)
https://www.shinyuri-hospital.com/column/co-medical/column_riha_no35.html
(2)健康づくりのための睡眠ガイド2023(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf
執筆者紹介
- 松田純平(パーソナルトレーナー)
- 筆者の詳細
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