「パーソナルジムはどのくらい通えばいいだろう?」
「パーソナルジムに通う回数や期間のおすすめを知りたい!」
このように、パーソナルジムに行ってみたいけど、どのくらい通えば良いのか分からず、一歩踏み出せない方が多いのではないでしょうか。
本記事では、パーソナルジムはどのくらい通えばベストなのかを、現役トレーナーがくわしく解説します。
今回は、週の頻度や期間に分けて紹介していきます。
これからパーソナルジムに通いたい方・通い始めて間もない方は、ぜひ参考にしてください。
パーソナルジムに週どのくらい通うのがベスト?
今回は以下のとおり、週に通う回数ごとに理由をお伝えします。
1.週2回がベストな理由
2.週1回でも効果が出る?
3.週3以上は御法度?
それぞれ解説していきます!
1:週2回がベストな理由
トレーニングの成果を実感するには、週2回通うのがベストです。
週2がベストな理由は単純で、効果が早く出ることと、部位分けが出来ることの2つが挙げられます。
まず、効果が早く出るという点の説明をしていきましょう。
パーソナルジムでは、トレーナーはその人に合った1番効果が出るプログラムを実施してくれます。
それが2回に増えれば単純に考えて、週1回よりも効果が早く出てきますよね。
・ダイエットであれば、より消費カロリーを増やせる
・筋量アップなら、より筋肉に負荷をかけて成長を促せる
・姿勢改善なら、ストレッチなど意識づけの回数が増える
・週2回であれば、十分に間隔を空けて休養がとれる
上記のように、1週間のなかで適度に休息日を入れつつ、定期的にトレーニングをすることで早く効果を実感できます。
ダイエットの観点から見ると、私が担当しているお客様の場合、週1回通う方では「月にマイナス1kg〜1.5kg」の方が多い傾向にあります。
一方、週2回の方ですと「月にマイナス2kg〜3kg」落ちてる方が多いです。
比較すると週2回通うほうが、よりハッキリ成果が出ていますよね。
以上を踏まえて、成果をしっかり実感したい方は、週2回がおすすめと言えるでしょう。
次に、部位分けが出来るという点の説明をしていきます。
トレーニングは全身に渡って鍛え上げたほうが、身体全体のシルエットが綺麗になり、消費カロリーや代謝アップにつながります。
ただ週1回だと、すべての部位を一度に行なうには時間が足りず、大筋群(下半身、大胸筋、背筋)のみのトレーニングになるでしょう。
もちろん大筋群をメインに使ったトレーニングでも効果は出てきます。
しかし、人によっては特定の部位を鍛えたり、引き締めたいという思いがあるはずです。
週2回であれば、上半身と下半身の部位分けをして、それぞれの日にその部位を集中的に鍛える事が出来ます。
そうすることで、鍛え漏れなく、理想の身体を手に入れる事が可能になりますよ。
以上の点からメリットが多く増える為、週2回でパーソナルジムに通うのがベストとなります。
2:週1回でも効果が出る?
結論、週1回でもちゃんと効果は出ます!
たった週に1回のトレーニングで、効果が出るなんて嘘だ!と思う方も多いのではないでしょうか。
ただ、週1回でも効果がしっかり出てきますし、目標も達成する事が可能です。
その理由として、ちゃんとした知識や技術を持つトレーナーがメニューを組み、トレーニングを指導してくれることが挙げられます。
知識や技術がないまま個人で行い、長くやってるけど効果が出ないという経験はよくありますよね。
トレーニングに関する情報はネット上に溢れているし、自分で調べれば済むと独学で続ける方も多いでしょう。
ですが、結局どのトレーニングが自分に合っているか判断ができず、効果が出る前に止めてしまう人が多いのも事実です。
週に1回でも効果を実感したいのであれば、身体づくりのプロであるパーソナルトレーナーに依頼するのがおすすめです。
一人ひとりの身体の状態を把握し、その人に最適なプログラムを組みつつ的確なトレーニング指導をしてくれます。
個人で曖昧なままトレーニングを頑張っても、失敗するリスクがあります。
よって、明確に意味のあるトレーニングを集中的に行えば、週1回でも効果を実感できますよ。
なので、お仕事や予定の兼ね合いで週1で通えない方や沢山通う自信がない方も、安心してトレーニングを続けてくださいね。
3:週3以上は御法度?
「週2がベストということは、週3以上はいけないことなの?」
こんな疑問が湧いてくると思いますが、週3回以上のトレーニングはリスクがあります。
たしかに週3回以上であれば、トレーニングの効果が早く出る確率も上がりますし、部位ごとのメニューもより細かく取り組めます。
ただ、週に通う頻度が多くなってくると身体の疲労が溜まり、日常生活に支障をきたすリスクがあるのも覚えておきましょう。
また、パーソナルジムの値段の相場としてそこまで安いものではないので、週に多く通い続けると予算的に厳しい状況になることも。
限られた予算の中で休養もしっかり取れて、尚且つ効果が出やすい、週2回で通うことをおすすめします。
以上3つが、パーソナルジムに週どのくらい通えばいいか?についての説明でした。
次に、パーソナルジムに期間はどのくらい通えばいいか?について紹介していきます。
パーソナルジムに通う期間はどのぐらいがいい?
パーソナルジムに「週〇回」通うと決めたら、どのぐらいの期間続ければ良いのか悩みますよね。
ここでは、以下のように短期間と長期間通う場合の効果についてお伝えします。
1.短期間で効果は出るのか?
2.長期間と短期間はどちらがいい?
それぞれ解説していきます!
1:短期間で効果は出るのか?
長期間やれば効果が出るのはわかるけど、短期間でもちゃんと効果が出るものなの?と疑問に思う方も多いと思います。
ここでは長期間を半年以上、短期間を2〜3ヶ月程度と設定して、説明していきます。
結論、短期間でも効果はしっかり出ます。
ただ、これは相当頑張らなければ出ないもので、あまりおすすめはしません。
例えば、2ヶ月で10kgの脂肪を落としたいという目標でダイエットを行うとします。
1kgの脂肪を落とすのに必要な消費カロリーは、7200kcalと言われています。
また、体重や脂肪が減る前提として「1日の摂取カロリー<1日の消費カロリー」の状態を作る必要があります。
なので、1ヶ月で5kgを落とすと設定するのであれば、1日の消費カロリーから1200kcalを差し引いた摂取カロリーで2ヶ月間毎日過ごさなくてはなりません。
1200kcalという数字は、人によっては3食分のカロリーと同じということも有り得ます。
これを毎日続ける尋常じゃない気力も必要ですし、ほぼ絶食状態なので健康も害するリスクが多分に含まれています。
そして、その中でもトレーニングや運動は欠かさず続けるため、非常に過酷なダイエットになることは間違いないです。
私自身、摂取カロリーを1000kcal以下に抑え週5回のトレーニングを続けて、1ヶ月半ダイエットを行ったことがあります。
体重は7kg落とせましたが、ダイエット後の過食でリバウンドしてしまい、結果的に10kg増えてしまいました。
筋肉も一緒に落ちてしまったので、見た目も望んだものではなかったです。
よって、短期間で効果は理論上出ますが、心身共に厳しいものなので、おすすめはしません。
2:短期間と長期間どちらがいい?
短期間と長期間で比べると、長期間の方が断然おすすめです。
短期間であれば、ほぼ無理難題な摂取カロリーとトレーニングを続けなければなりません。
一方、長期間であれば、圧倒的にストレスフリーで楽しみながらトレーニングを継続できます。
ダイエットの食事の面で言うと、1年間で脂肪量10kg落とす事が目標であれば、1日に差し引く摂取カロリー数は200〜240kcal程度で済みます。
こちらのカロリーは、お茶碗一杯分のご飯かそれ以下の量となります。
そう考えると、効果を出すことや目標達成するのが、簡単に思えてきますよね。
また、無理なダイエットをするよりも、十分な摂取カロリーや期間があります。
その中で少し幅を利かせてお菓子やアイスを食べたり、ハメを外して飲みに行ったりすることも可能です。
他の食事で辻褄を合わせる事ができるので、ダイエット自体が苦にならなくなります。
そして、エネルギーがしっかりある状態でトレーニングをする事が可能です。
トレーニング自体も楽しく行えたり、筋肉も落とさずにダイエットをする事が出来ますよ。
このように短期間よりも長期間の方が、ストレスが少ない状態で効果を出すことや目標達成に近づけます。
パーソナルジムには長期間通い、トレーナーと信頼関係を築きながらトレーニングを続けるのがおすすめです。
まとめ
今回は、パーソナルジムにどのくらい通えば良いかということを、週の頻度や期間に焦点を当てて、説明しました。
週の頻度で言えば、通いやすさ・休養・効果の出やすさ・予算など諸々含めて、1番おすすめなのが、やはり週2回で通うことです。
また、期間で言えば、ストレス無く目標達成や効果を出す観点から、2〜3ヶ月の短期間よりも半年以上の長期間通うのが1番おすすめですよ。
是非、こちらの記事を参考に、上手くパーソナルジムを生活スタイルに取り入れ、豊かなフィットネスライフを送ってくださいね!
パーソナルジム『EAGLE BASE 』では、無料体験申込みを実施しています。
どのぐらいのペースでトレーニングを続ければいいのかなど、気になることがありましたら、お近くの店舗に相談してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
執筆者紹介
- 添田 匡哉
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体育系大学を卒業後、ゴールドジムにてインストラクター・トレーナーとして活動。
その後EAGLE BASEへ入社。