「筋トレの時間帯はいつがいいの?」
「朝と夜では効果が変わる?」
筋トレを実施するタイミングについて、いつがいいのか疑問に感じたことはありませんか?
私は普段ランニングをしていますが、基本的には朝に走ることが、習慣づいています。
ですが、練習内容によっては、あえて夕方に実施することもあります。
本記事では、筋トレを行う時間帯はいつがいいのか解説。
また、朝と夜の効果の違いについてもあわせて紹介します。
目的に応じて筋トレの時間帯を使い分け、効率よく鍛えましょう!
筋トレの時間帯はいつがいい?
筋トレを行う時間帯はいつがいいのでしょうか?
結論から言うと、目的によって変わります。
ですが、日によって筋トレの時間帯を変えたり、普段の習慣を変えたりするのはストレスですよね。
筋トレは継続させることが重要なので、基本的にはご自身のライフスタイルに合わせて、実施しやすい時間帯で行うのが良いでしょう。
私は普段、マラソンのトレーニングをしています。
時間帯による効果の違いは理解しつつも、朝走るのが好きで習慣になっているので、ほとんどのランニングは朝です。
以下記事では、ランニングを早朝(朝食前)に行うメリットを紹介しているので、気になる方はチェックしてください!
ランニングは朝食前にしてもいい?3つのメリットとデメリットをプロコーチが解説!
次に、朝と夜の筋トレの効果の違いを紹介します。
自分の目的に合わせて、いつがいいのか考えてください!
朝と夜の筋トレの効果の違い3選
ここからは、朝と夜の筋トレの効果の違いを3つ紹介します。
自分の目的に合わせて、時間帯がいつがいいのか判断してくださいね!
筋肉の肥大
筋肉の肥大への影響は、朝と夜で大きな違いはありません。
筋トレの時間帯による、筋肥大と筋力への影響について調べた研究(1)では、以下のようなことがわかっています。
・朝と夜で筋力向上率に差はない
・筋肉の肥大も統計的な差は見られない
このように、筋肉を大きくする上で、筋トレを行うのはいつがいいのかはあまり気にしなくてもよさそうです。
ただし、朝は体温が低く筋肉のはたらきが下がる可能性があるため、ウォーミングアップを十分に行いましょう!
パフォーマンスの高さ
筋トレのパフォーマンスを高めたい場合は、夕方〜夜がおすすめです。
筋力や持久力などのパフォーマンスは、夕方から夜にかけてピークを迎えるとされています。
これは、体温・代謝が高まり、筋肉の収縮効率が向上するためです。
一方で、朝は体温が低く、夕方に比べて筋肉が働きづらくなります。
私は普段、早朝にランニングをしていますが、夕方に比べてスピードが出しづらい感覚です。
そのため、朝走るときはかなりゆっくりめのペースからスタートするようにしています。
高いパフォーマンスを発揮したいトレーニングの際は、夕方以降を狙うといいでしょう!
モチベーションの維持
筋トレのモチベーションを維持して、長期的に継続させるなら、朝に行うのがおすすめです。
朝は予定が入りにくいため、トレーニング時間を確保しやすく、習慣化がしやすくなります。
スポーツ庁が行った調査(2)でも、週に3日以上の頻度で運動をしている人は、夜より朝に運動をする人が多いことがわかっています!
私も早朝に運動するのが日課です。
経験上、朝にトレーニングができると一日の活動パフォーマンスが上がるように感じます。
また、モチベーションを維持するなら、トレーニングノートをつけるのもおすすめです。
以下の記事で解説しているので、モチベーションをなかなか維持できない人は、ぜひ試してください!
トレーニングノートの書き方とは?記入すべき5つの項目を詳しく解説!
まとめ
今回は、筋トレの時間帯はいつがいいのか、について解説しました。
目的にもよりますが、大きな違いはないので、自分のライフスタイルに合わせて継続しやすい時間帯を選ぶのがおすすめです。
また、朝と夜の筋トレの効果の違いも紹介しました。
高いパフォーマンスを発揮したいなら夕方〜夜がいいですが、筋力アップや筋肥大などへの影響はほとんどありません。
筋トレは継続することが一番。
自分に合った時間帯を探して、楽しく筋トレを続けていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
(1)Grgic J, Lazinica B, Garofolini A, Schoenfeld BJ, Saner NJ, Mikulic P. The effects of time of day-specific resistance training on adaptations in skeletal muscle hypertrophy and muscle strength: A systematic review and meta-analysis. Chronobiol Int. 2019 Apr;36(4):449-460. doi: 10.1080/07420528.2019.1567524. Epub 2019 Jan 31. PMID: 30704301.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30704301/
(2)スポーツの実施状況等に関する世論調査(スポーツ庁)
執筆者紹介
- 松田純平(パーソナルトレーナー)
- 筆者の詳細
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