「トレーニングするといつもマメをつくってしまう」
「マメの痛みで集中できない」
「筋トレによるマメの発生を防止したい」
トレーニングを続けていて、手にマメをつくってしまった経験のある方は多いでしょう。
私はマラソンランナーとして、たまに筋トレを取り入れていますが、豆ができてしまうことが多々ありました。
しかし最近は、今回紹介するような対策方法を実践することで、マメを防止することができています。
本記事では、トレーニングによるマメを防止する方法について解説。
また、マメ対策にもなるトレーニンググローブの選び方もあわせて紹介します。
マメの発生を防ぎ、快適にトレーニングを続けましょう!
トレーニングのマメを防止する4つの方法
トレーニングによるマメは、工夫次第で防止できる可能性があります。
ここからは、その方法を4つ紹介するので、ぜひ自分のトレーニングに活かしてください!
正しいフォームで行う
トレーニングのマメを防止する1つめの方法は、正しいフォームで行うことです。
マメは、その部位と器具や床などに繰り返し摩擦が起きることで生じます。
フォームの悪化は、余計な踏ん張りが必要になり、大きな摩擦が生じる原因の一つです。
一方で、正しいフォームで行うことで、狙った筋肉を中心に身体を動かすことができます。
手のひらや足先などの踏ん張りを使わないので、マメもできづらくなるのです。
常に「どの筋肉をメインに動かしているのか」を意識しながら行いましょう!
ランニングコーチの私が指導しているランナーの中には、フォームを改善することで足のマメもできなくなったという方もいます。
ランニングによるマメ(水ぶくれ)については、以下の記事で解説しているので参考にしてください!
ランニングによる水ぶくれの対処法と予防策3選!潰すのはアリかナシか?
負荷を軽くする
トレーニングのマメを防止する2つめの方法は、負荷を軽くすることです。
バーベルやダンベルなどの器具を使ったトレーニングでは、手の握りが強すぎるとマメができやすくなります。
手の握りが強くなるのは、重量が大きかったり、1セットの回数が多すぎたりする場合です。
マメができやすい方や、マメをつくらずにトレーニングしたい方などは、トレーニング負荷を落としましょう。
重さを軽くしたり、1セットの回数を減らしたりすることで、手が力むことも少なくなるでしょう!
また、フィットネスバイクでもグリップを強く握りすぎて、マメができる方がいます。
以下の記事では、バイクの負荷やフォームなどについて解説しているので、参考にしてください!
トレーニングのバイクによる効果3選!負荷のかけ方や正しい姿勢なども詳しく解説
汗を拭きながら行う
トレーニングのマメを防止する3つめの方法は、汗を拭きながら行うことです。
器具を使うトレーニングでは、手に汗をかきやすく、そのまま器具を握ることで皮膚が擦れてマメができやすくなります。
そのため、手汗をかきやすい方は、セット間にハンカチやタオルなどで汗を拭いながら行うのがおすすめです。
また、汗を拭くことで、マメのリスクを減らすだけでなく、器具のメンテナンスにもつながります。
安全にトレーニングを行うためにも、ぜひ実践してください!
トレーニンググローブを使う
トレーニングのマメを防止する4つめの方法は、トレーニンググローブを使うことです。
トレーニンググローブを装着することで、皮膚が直接擦れるのを防げます。
これが最も確実にマメを防止できる方法です。
また、皮膚が器具や床などと直接触れなければ良いので、テーピングもおすすめ。
マメができやすい場所に巻くだけなので簡単です。
次に、マメを防止するためのトレーニンググローブの選び方について紹介します。
どのようなポイントを見て選べば良いのか解説しているので、参考にしてください!
マメ防止用トレーニンググローブの選び方
ここからは、マメを防止するためのトレーニンググローブの選び方について解説します。
グローブは使ってみたいけど、何を基準に選べば良いのかわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
滑り止め付き
トレーニングによるマメを防止するのに最も重要なのは、滑らないことです。
安価な商品の中には、滑り止めがついておらず、グリップを感じないものもあります。
滑りにくい素材を使っていたり、保護パットがついていたりするグローブを選びましょう。
ちなみに私は、トレッキング用のグローブを使っています。
元々はトレイルランニングという山岳スポーツ用に購入したものですが、軽量でグリップ力もあるので筋トレでも活躍しています。
ハーフフィンガータイプは指先も自由に使えるので、操作性も高くおすすめです!
生地の質感
トレーニングを長時間快適に行うためには、生地の質感も欠かせません。
生地が硬かったり、縫い目が肌に当たったりすると、トレーニングに集中できず力を発揮できなくなります。
こだわりたい方は、スポーツショップやジムなどで販売しているものを、実際に装着してみましょう。
実際私も、ネットで肌に合わないグローブを購入してしまった経験があります。
ストレスなくトレーニングするためにも、注意して選んでくださいね!
まとめ
今回は、トレーニングによるマメを防止する方法について解説しました。
マメは、皮膚が繰り返し擦れることで発生します。
マメを防止するには、トレーニンググローブを使用するのが、最も確実な方法です。
しかし、マメができやすいときは、フォームが悪かったり負荷が大きすぎたりする場合もあります。
ぜひ、この機会に見直してください。
マメを予防して、快適にトレーニングを続けましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
執筆者紹介
- 松田純平(パーソナルトレーナー)
- 筆者の詳細
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