「ランニングでできた水ぶくれはどう対処すればいい?」
「水ぶくれはどうすれば予防できる?」
「水ぶくれは潰してもいい?」
ランニングで水ぶくれができてしまった方にとっては、気になりますよね。
本記事では、ランニングによる水ぶくれの対処法と予防策を3つずつ紹介します。
現役ランナーである私も、よく水ぶくれをつくってしまっていた時期がありました。
しかし、この方法を実践することで水ぶくれの治りを早め、水ぶくれができることも減りました。
また、最後には「水ぶくれは潰してもいいのか?」というよくある疑問にも回答します。
水ぶくれに悩むランニングから解放され、思い切り楽しんで走れるようになりましょう!
ランニングによる水ぶくれの対処法3選
ここからは、ランニングでできてしまった水ぶくれの対処法を3つ紹介します。
一度水ぶくれができてしまうと、ランニングにも支障が出て厄介ですよね。
これから紹介する方法は、現役ランナーである私も実践しています。
水ぶくれに悩んでいる方は、ぜひ実践してください!
医療機関を受診する
最もおすすめなのは、医療機関を受診することです。
単なる水ぶくれだからといって油断してはいけません。
誤った対処をしてしまうと、かえって治りが遅くなったり、感染症を引き起こしてしまう危険もあります。
わざわざ病院へ足を運ぶのは面倒かもしれません。
しかし、医療機関を受診してあなたに合った治し方を教えてもらうのが、最も早くて安全です。
自己流で対処していた方は、ぜひこの機会に受診してください!
ガーゼや絆創膏で保護する
ランニングで水ぶくれができてしまったら、ガーゼや絆創膏で保護するのもおすすめです。
「病院に行くのはちょっと…」という方は、治るまでこの方法で対処してください。
具体的には、次のような手順で保護します。
・消毒液やアルコールを含んだウェットティッシュなどで患部を消毒
・患部をガーゼで覆い、テーピングで固定する
・ガーゼがない場合は、絆創膏で患部を覆う(絆創膏は粘着部が患部に触れないように大きめのサイズを選ぶか、水ぶくれ専用の絆創膏を選びましょう)
そのまま放置せず、日常生活でダメージを与えないように必ず保護しましょう。
私は、小さな水ぶくれの場合は「魚の目用のパッド」を使っていました。
魚の目用のパッドは、中央に穴が開いているため、水ぶくれに皮膚や靴下の生地が当たるのを防ぐことができます。
パッドだけだと、粘着力が落ちてずれることがあるので、その上からテーピングを巻くのがおすすめです!
ランニング後は流水で洗う
水ぶくれができたままランニングしたり、ランニングで水ぶくれができてしまったりした場合は、すぐに流水で洗いましょう。
ランニング後は摩擦で小さな傷ができてしまっている可能性が高いです。
水ぶくれへの雑菌の侵入を防ぐためにも、治るまでは毎回行ってください。
流水で洗うときは、水圧を上げすぎると水疱が破れてしまうことがあるので注意しましょう。
日々トレーニングをしてなかなか休みを取っていない方は、水ぶくれが治るまでの期間、思い切ってランニングを休むのもアリです!
こちらの記事も参考にしてください↓
ランニングを休む勇気を持とう!休んで良い理由と休み方のコツ2選を紹介
次は、ランニングによる水ぶくれの予防策を3つ紹介します。
中には、私が実際に試して効果を実感した方法もあるので、ぜひ試してください!
ランニングによる水ぶくれの予防策3選
ランニングによる水ぶくれは、多くの場合予防することができます。
自分に合う方法を選んで実践してください。
通気性の良いシューズ・靴下で走る
ランニングでは通気性の良いシューズ・靴下を選びましょう。
通気性が悪いと、足が蒸れて皮膚が柔らかくなり、摩擦によるダメージが大きくなります。
シューズはもちろん、靴下も重要です。
靴下にこだわるランナーは少なく、日常で使う靴下をランニングでも使うという方もいるのではないでしょうか?
水ぶくれができてしまう人は、この機会に通気性にもこだわってください!
5本指の靴下で走る
指の間に水ぶくれができやすい人は、5本指タイプの靴下がおすすめです。
私も指と指が擦れて、よく水ぶくれができていました。
しかし、5本指の靴下に変えたところ、それ以降は指の間に水ぶくれはできなくなりました。
また、水ぶくれとは関係ありませんが、5本指の靴下で走ると地面を掴む感覚が高まるのでパフォーマンスアップにもおすすめです!
ランニングフォームを改善する
ランニングフォームを改善することで、水ぶくれが予防できる可能性があります。
ランニングフォームが乱れていると、接地する場所が悪かったり摩擦が無駄に大きくなったりします。
普段のランニングで疲れているときはフォームが乱れるほどもがいたりせず、リラックスしてリズムよく走る意識が大切です。
自分のランニングフォームを動画で撮って、クセやバランスなどを見直すのも良いでしょう。
また、ランニングで”ふくらはぎ”が疲れる、パンパンになるという方は、フォームを改善することをおすすめします。
こちらの記事も参考にしてください↓
ランニングでふくらはぎがパンパンになるNGフォームは?筋肉痛を防ぐ走り方の2つの秘訣!
最後に「水ぶくれは潰してもいいのか」というよくある疑問に回答します。
水ぶくれを潰すのはアリかナシか?
水ぶくれができると潰したくなるという方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、水ぶくれを潰すのはおすすめできません。
丁寧に保護するだけでは治るまで数日はかかるため、待ちきれない気持ちもわかります。
しかし、自分で潰してしまうと跡が残ってしまったり、傷の治りが遅くなったりしてしまいます。
また、潰した傷から雑菌やウイルスが入り込み、感染症を発症するリスクも大きいです。
水ぶくれの液は、傷の回復を早めるための液なので、しっかりと保護したほうが治りは早くなります。
ランニング中は特に気になってしまいますが、自身の安全のためにも丁寧に対処しながら治しましょう!
まとめ
今回は、ランニングによる水ぶくれの対処法と予防策を3つずつ紹介しました。
水ぶくれは、すぐに治るものではなく、ランナーにとっては厄介ですよね。
しかし、何も対処しなかったり自分で潰したりすると、感染症という別の病気を招いてしまうことがあります。
自分の身を守るためにも丁寧に対処し、水ぶくれができやすい人は、ぜひ今回紹介した予防策を試してください。
水ぶくれの悩みを解消し、快適にランニングを楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
執筆者紹介
- 松田純平(パーソナルトレーナー)
- 筆者の詳細
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