ランニング中に眠くなるたった1つの原因とは?眠気への対策法3選と注意点を解説!

ランニング中に眠くなるたった1つの原因とは?眠気への対策法3選と注意点を解説!

「ランニング中によく眠くなる」

「身体に力が入らなくなってスピードを落としてしまった」

「寝起きで走っても眠気が取れない」

 

このような経験はありませんか?

 

ひどいときは、身体に力が入らなくなったり、めまいに襲われたりする方もいらっしゃいます。

 

 

私も寝起きでランニングするときや長時間走るときなどに、よく眠気に襲われていました。

 

しかし、その原因を理解してからは、眠くなることは少なくなり、眠くなっても対策できるようになりました。

 

 

本記事では、ランニング中に眠くなる原因について解説。

 

また、眠気への対策法と、ランニング中に眠くなったときの注意点もあわせて紹介します!

 

眠くなるのを防ぎ、気持ちよくランニングを楽しみましょう!

 

ランニング中に眠くなるたった1つの原因

ランニング中に眠くなる原因は、たった1つです。

 

それは、血糖値が急激に下がってしまうこと

 

食後すぐに走ったり、体内の糖質が不足したりしたときに起こりやすいです。

 

 

食事内容にもよりますが、炭水化物をメインに食べると、食後は血糖値が大きく上がります

 

血糖値が上がると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌され、その分泌が過剰になると、眠気やだるさに襲われます。

 

 

また、長時間のランニング強度の高いトレーニングなども同じです。

 

エネルギー源である糖質が多く使われ、血糖値が下がるため、眠くなる原因になります。

 

 

眠気やだるさ、めまいなど、症状がひどいときは、以下の記事も参考にしてください!

ランニング中に起きる”低血糖”とは?3つの原因と対策法を現役プロコーチが解説!

 

次に、ランニング中に眠くなるのを防ぐための対策法を紹介します。

 

自分の習慣を見直して、実践してみてください!

 

ランニング中の眠気への対策法3選

ここからは、ランニング中に眠くなるのを防ぐ対策法を3つ紹介します。

 

普段走るときにできていないな、と感じるものがあれば、ぜひ試してください!

 

ランニングのペースを落とす

ランニング中の眠気対策1つめは、ランニングのペースを落とすことです。

 

息が上がるようなきついペースで走ると、糖質を多く消費して、血糖値が下がる原因になります。

 

 

一方、ペースを落としてゆっくり走ると、エネルギーとしてメインで使われるのは脂肪です。

 

ゆっくり走って、脂肪を使って走れば、糖質の消耗・血糖値の低下を防ぐことができるでしょう。

 

 

以下の記事で、ランニングに適したペースを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

ランニングのペース1km5分は速すぎる?ゆっくり走るべき3つの理由と最適なスピードを解説!

 

食後3〜4時間経ってから走る

ランニング中の眠気対策2つめは、食後3〜4時間経ってから走ることです。

 

炭水化物がメインの食事をとった直後は、血糖値が上がります。

 

血糖値が上がると、血糖値を下げる「インスリン」というホルモンが分泌され、血糖値が低下します。

 

この血糖値が低下するタイミングでランニングすると、眠気の原因に。

 

 

そのため、食後は3〜4時間空けてから走るのが理想です。

 

それでも眠くなるという方は、炭水化物をお米やパンではなく、バナナやうどんなど消化の良いものに変えてみましょう!

 

途中で栄養補給をする

ランニング中の眠気対策3つめは、途中で栄養補給することです。

 

ランニング中に眠くなる主な原因は、血糖値の低下。

 

そのため、再び血糖値を上げられれば、眠くなるのを防げる可能性があります

 

 

血糖値を上げるには、糖質を多く含んだ補給食がおすすめです。

 

スポーツドリンクをこまめに飲むのも有効ですが、できれば、エネルギージェルのような素早くたくさんの糖質が補給できるものを摂りましょう!

 

以下の記事でも、栄養補給について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

ランニングの栄養補給におすすめな3つのタイミングとは?ランナーが摂るべき栄養素3選も紹介!

 

 

ここまで、ランニング中に眠くなるときの対策法を解説しました。

 

しかし、眠いのを我慢しながら走るのは危険も伴います

 

次に、ランニング中に眠くなる注意点を解説するので、こちらも頭の中に入れておいてください!

 

ランニング中に眠くなるときの注意点

最後に、ランニング中に眠くなるときの注意点について解説します。

 

繰り返しになりますが、ランニング中に眠くなるのは、血糖値が低下しているからです。

 

血糖値が低いということは、筋肉はもちろん、脳にもエネルギーが行き届かなくなります

 

 

脳が正常に働かないと、集中力が欠けて事故の原因になったり、めまいや吐き気などに襲われたりする危険があります。

 

対処法を理解しておくことも大事ですが、眠気がひどい場合は、ランニングを中止して休憩してください!

 

まとめ

今回は、ランニング中に眠くなる原因と対策法、眠くなったときの注意点について解説しました。

 

血糖値の低下が主な原因で、さまざまな対策法がありますが、、そもそも眠くならないのが一番です。

 

ランニング前の食事や走るペースなどを見直して、対策してください。

 

ランニング中に眠くなるのを防いで、気持ちよく楽しく走りましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。