ジムで色付きドリンクを飲んでいる方を見かけませんか?
筋トレや有酸素運動にガッツリ励んでいるトレーニングガチ勢の方が飲んでる方が多いので、運動を始めたばかり方は「あのカラフルなドリンクはなんだろう?」と気になりますよね。
本記事では、代表的な5種類の色付きドリンク、色付きドリンクを飲む理由、それぞれの効果について紹介いたします!
1.ジムで飲まれる色付きドリンク!代表的な5種類
ジムで飲まれている色付きドリンクは様々ですが、筋肉を増やしたり、パフォーマンスや運動効率がアップするものが多いです。
そのため、トレーニング時に飲むのが好まれています。
代表的な色付きドリンクは次の5種類です。
・EAA
・BCAA
・クレアチン
・スポーツドリンク
・エナジードリンク
1-2 色付きドリンクを飲む理由
ジムで飲まれている色付きドリンクは、どれもトレーニング時に飲むことでパフォーマンスや運動効率がアップするものです。
トレーニング中は代謝が上がり、体に蓄えている栄養が積極的に使われます。
「蓄えた脂肪が燃えてくれたら嬉しい!」という方は多いと思いますが、筋肉が栄養を蓄えているため、場合によっては筋肉が分解されて、その栄養が使われてしまうことも。
トレーニングで筋肉を鍛えようとしている方にとっては、筋肉が分解されてしまっては本末転倒ですよね。
そのため、分解を防ぐのに5種類の色付きドリンクが飲まれています。
それぞれのドリンクの効果について説明いたします。
2.EAA
EAAはEssential Amino Acidsの略で、体に必要不可欠な9種類の必須アミノ酸のことを指します。
この必須アミノ酸は体内で作ることができないので、食事や飲み物で積極的に摂っていく必要があります。
9種類のアミノ酸は次の通りです。
・ロイシン
・バリン
・フェニルアラニン
・トリプトファン
・イソロイシン
・ヒスチジン
・リジン
・スレオニン
・メチオニン
EAAは粉末やタブレット、錠剤タイプなどありますが、ジムで色付きドリンクとして飲まれているものは粉末タイプ。
水や他の液体と混ぜて飲むことができるのが特徴です。
味は、イチゴやグレープフルーツにレモン、エナジードリンクやコーラや無味のものなどバリエーションが非常に豊富です。
自分好みの味が見つかると、トレーニング中に飲むのが楽しくなりますね。
色は製品によって異なりますが、赤やピンクなどカラフルで目に鮮やかなものが多く、ジムで飲まれる色付きドリンクのほとんどはこのEAAであることが多いです。
2-1 EAAの4つの効果
EAAは次のような効果があるので、筋トレ中に愛飲する方が多いです。
- 筋肉合成の促進:EAAは筋肉合成に重要な役割があります。EAAを摂取することでタンパク質を作りやすくし、筋肉の成長や修復を促進し、筋肉量の増加に繋がります。そのため、筋肉を育てたい方にオススメです。
- 筋力の向上: EAAの摂取は筋力の向上にも関連しています。適切な量のEAAを摂ることで、筋肉のエネルギー供給や回復力が改善され、運動パフォーマンスがアップする可能性があるとされています。
- 筋肉の分解を防ぐ: EAAは筋肉の分解を防ぐ働きもあります。EAAの摂取によってトレーニング後の筋肉の破壊を最小限に抑え、筋肉の保護に役立ちます。
- 疲労回復:EAAを摂ることで、トレーニングで使われたアミノ酸を補うことができるため、疲労回復に繋がるとされています。筋肉の分解を防いで回復してくれるため、筋肉痛の軽減に繋がることも。
EAAは摂取して30分ほどで体内で吸収されるため、トレーニング前に飲んでも効果を発揮します。
ですが、一度に大量に摂取すると消化不良を起こしやすいという理由とすぐに吸収されることからトレーニング中に小まめに摂取される方が多いです。
3.BCAA
BCAAもEAAと同じ必須アミノ酸で、Branched Chain Amino Acid(分岐鎖アミノ酸)の略です。
EAAが9種類の必須アミノ酸を指すのに対し、BCAAは次の3種類の必須アミノ酸のことを指します。
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
タンパク質が分解されたアミノ酸のため、EAA同様にすぐに吸収されるのが特徴です。
味の種類もEAA同様に豊富なので、自分の飲みやすいフレーバーを選ぶのがオススメです。
運動のお供に飲む場合、アミノ酸なので飲むタイミングもEAAと同じでトレーニング30分程前やトレーニングの最中の摂取が良いでしょう。
3-1 EAAとBCAAの違いと選び方
トレーニング時に飲むならEAAかBCAAか悩む方は多いです。
BCAAの効果としてはEAAと同じですが、必須アミノ酸の量が3種類のため、必須アミノ酸が9種類のEAAの方が筋肉合成高いとされています。
しかし、EAAと比べるとBCAAの方が安価に販売されていることが多いです。
EAAもBCAAも効果を感じるために飲むのであれば継続が必要になってきます。
そのため、ジム初心者の方はまずは安価なBCAAから継続して飲んでみる方がオススメです。
4.クレアチン
クレアチンもアミノ酸の一種です。
高強度のトレーニングをする場合、無酸素運動(筋トレ等)のエネルギーとして働くので、いつもより高負荷をかけたい時にクレアチンはオススメです。
強度の高いトレーニングを行えるようになることで、筋肉の強度を上げることが可能なので、トレーニング用ドリンクとして愛飲する方が多いです。
こちらもアミノ酸なのでトレーニングの30分程前に飲んでも効果を発揮します。
ジムでよく飲まれているのは粉末タイプで、ノンフレーバーのものが多いです。
そのため、他のドリンクと混ぜて飲まれる方も。
5.スポーツドリンク
筋トレよりサイクリングなどの有酸素運動に励みたい方のミネラル補給に使われることが多いです。
運動をして汗をかくと、ナトリウムやカルシウムなどのミネラルが失われます。
体の水分とミネラルのバランスが崩れてしまうとむくみやすくなってしまったり、熱中症を引き起こしてしまう可能性があります。
そのためスポーツドリンクは失われたミネラル分と水分の補給に使われることが多いです。
熱中症予防にスポーツドリンクを飲むことに関して、農林水産省のホームページにて次のように記載がありました。
炎天下での長時間の運動や作業により汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。 その時に水だけを飲んだのでは、体液中の塩分濃度が下がってしまい、身体が摂取した水を吸収できずにそのまま尿として排出してしまい、水分補給ができません。 スポーツドリンクは、運動で溜まる乳酸の分解や回復に効果的なクエン酸や、糖分を多量に含んでいるので、水分と塩分を補給できるだけでなく、疲労回復にも効果的です。
引用元:農林水産省ホームページ(熱中症対策には、水よりスポーツドリンクを飲むとよいと聞いたのですがどうしてですか。また、経口補水液との違いも教えてください。)
汗をかきやすい方は水だけで水分補給をするのでなく、上手にスポーツドリンクを使うことで快適に運動ができます!
6.エナジードリンク
脂肪燃焼効果や運動パフォーマンスの向上、糖質の補給にエナジードリンクを飲む方もいます。
最近はパウダータイプも販売されているので、水に溶かしてトレーニングのお供に飲む方も。
また、手軽に飲めることからモンスターエナジーやレッドブルを飲む方もいます。
詳しくは筋トレでモンスターエナジーは飲んでOK!驚きの効果と2つの注意点の記事にまとめているのでご覧ください!
まとめ
ジムで飲まれている色付きドリンクは、主に5種類です。
内容や価格も異なるので、目的に合わせて使い分けることが大切です。
それぞれの色付きドリンクを上手に取り入れて、より良いパフォーマンスでトレーニングに励みましょう!
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執筆者紹介
- tarazono
-
30代/女性
エステやヨガインストラクターを経験。
腹筋が割れた女性に憧れてジムに通ったものの、マシンの使い方が分からず単調な筋トレも苦手で半年で挫折。
しかし、最近になってまたトレーニング熱が再燃中・・!